離乳食フィーダー「モグフィ」はよくない?BLWベビーが使った感想

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きなこ

こんにちは、きなこです!

  • 離乳食を始めたけど、スプーンを嫌がって食べてくれない…
  • 外食時に自分で食べたがるけど、汚されるのが怖い
  • 自分で食べると、喉に詰まらせそう…

こんなお悩みをお持ちの、離乳食を始めたばかりのママ・パパも多いのではないでしょうか?

今回は、そんな悩みを解決してくれるかもしれない離乳食フィーダーのレビューです。

さまざまなメーカーから販売されていますが、我が家では「モグフィ」を使っています。

画像引用元:KIDSME公式HP

・モグフィはよくないって噂は本当?
・そもそも離乳食フィーダーってなぁに?

といった疑問にお応えできる記事になっています。

写真付きでわかりやすくレビューしていきますので、最後まで読んでみてくださいね~!

目次

そもそも離乳食フィーダーとは?

離乳食フィーダーは赤ちゃん自身が噛むことにより食べ物を押し出して食べられる、育児アイテムです。

フィーダーは、下のようなおしゃぶり型をよく見かけると思います。

使い方は、口に咥えるサックと呼ばれる部分に小さく切った食材を入れるだけ。

あとは赤ちゃんが自分で噛むことで少しずつ食材が押し出されます。

スプーンで与える離乳食の場合、食べ物を喉に詰まらせてしまうことも。

モグフィなら自分で噛んだ分だけ食材が小さくなって出てくるので、リスクを減らせます。

そのほかにモグフィの特徴として、

・哺乳瓶やおしゃぶりと似た感覚で使え、スプーンを嫌がる子でも受け入れやすい
・赤ちゃん自身が持つ物なので、「自分で食べたい!」意欲を満たせる
・手と目と口の協調運動の発達を促せる
・「吸う」から「噛む」へのステップアップを支えてくれる

といったものがあり、ママ・パパにとって魅力たっぷりのアイテムです。

きなこ

では、モグフィを実際に使ってみた感想を正直にレビューしていきます!

離乳食フィーダー「モグフィ」の月齢別使い方

モグフィを販売しているKIDSME(キッズミー)は、2007年にイギリスで創業したブランド。

乳幼児の食事やオーラルケア商品を開発しているブランドです。

【生後4ヶ月頃~】チューチューモグフィプラス

画像引用元:KIDSME

生後4ヶ月頃の離乳食開始前や、生後5~6ヶ月の離乳食初期に使えるのが「チューチューモグフィ」です。

すりつぶしたおかゆやポタージュ状の離乳食などを入れることができます。

サックも小さく、お口の小さい頃でもおしゃぶり感覚で使えます。

【生後5~6ヶ月頃】モグフィ

画像引用元:KIDSME

食材を入れるサックはS・M・Lの3サイズあります。

画像引用元:KIDSME

我が家で使っているのはこちらのLサイズのサックです。

対象月齢はS・Mサイズが生後4ヶ月頃~で、Lサイズは生後6ヶ月頃から。

S生後4ヶ月頃~プレ離乳食に。哺乳瓶の乳首に近い形なのでモグフィの練習に適している
M生後4ヶ月頃~少しずつ、「吸う」から「噛む」へ移行する
L生後6ヶ月頃~モグフィや食べ物に慣れてきたら

従来の離乳食法で進める場合はSサイズから始め、ポタージュ状のものを入れるようにすると良いと思います。

きなこ

BLWであれば最初から固形を与えるので、生後6ヶ月以降にMかLサイズで、小さくカットした柔らかい食材を入れてあげると良さそう!

本体2個とサックが3サイズが1つずつ、落下防止ホルダーが付いたお得なセットタイプもあります。

【生後7ヶ月頃~】モグフィプラス

画像引用元:KIDSME

生後7ヶ月以降になったら、Lサイズより1.5倍の容量がある「モグフィプラス」もあります。

食べる量が増えてきたら、モグフィプラスを使うことで一度にたくさん入れられますね。

離乳食フィーダー「モグフィ」をBLWベビーが使った感想

そもそも私が離乳食フィーダーの存在を知ったのは、西松屋でフルーツフィーダーを見かけたから。

画像引用元:西松屋公式HP
きなこ

これはなんだか便利そう!と思って検索した覚えがあります

ちなみに西松屋のフルーツフィーダーはなんと税込みで504円!(2024年6月時点)

試しやすい価格ですね。

モグフィを選んだのは、雑貨店で見かけたのがきっかけでした。

赤ちゃんが持ちやすそうな点、キャップをコップとしても使える点が決め手。

我が家では離乳食開始する6ヶ月以降に使う予定で、Lサイズ単品を購入。

【生後6ヶ月】離乳食開始とともにモグフィ初体験

次男はBLWを取り入れたかったので、離乳食は生後6ヶ月を過ぎてから始めました。

離乳食を開始して最初のうちはなかなか上手に掴めないし、口にうまく入れられません。

そこで、モグフィに果物を入れてあげたら食べやすいかもしれないと考えました。

BLWの本では、便利グッズを使うことはあまり良しとされていないものの「子どもが食事を楽しむきっかけになれば」との思いで試してみることに。

ですが生後6ヶ月の小柄な次男には、Lサイズのサックはちょっと大きかったようでした。
(次男は成長曲線の、ぎりぎり標準範囲に入っているくらい小柄です)

きなこ

対象月齢6ヶ月からですが、海外製なので日本の赤ちゃんには少し大きめなのかも

Lサイズではお口がいっぱいいっぱいで、結局もぐもぐはできず…。

ただ、持ち手は握りやすかったのか気に入って、食事中ずっと持っていました。

「持ちやすそう!」という私の直感は当たっていたんだなと。

サックは、離乳食開始時期や小柄な子にはMサイズの方が合うかもしれないですね。

【生後7ヶ月頃~】少しずつモグフィから食べられるように

イチゴをあげた時。テーブルは汁まみれです

体も少し大きくなると、Lサイズのサックでもお口に入れてモグモグできるように。

モグフィの効果かどうかは断言できませんが、この頃からモグモグが一段と上手になりました。

モグフィ以外の手づかみで食べるものも、しっかり噛んで食べられるようになったんです。
(歯はまだ生えていないのですが)

モグフィにはおもに果物を小さく切って入れることが多いです。

理由は、果物はそのままではあげづらいものが多いこと、本人も掴みづらいことから。

モグフィなら、イチゴも小さいサイコロ状に切って入れるだけで良いので親もラクです。

アレルギーを心配される場合は、加熱調理したものを入れるか、アレルギーチェックしてからが良いと思います。

Lサイズだと、イチゴは半粒~1粒弱くらいの量が入りました。

キウイやスイカも小さく切って入れるだけ。

スイカもサイコロ状に切って入れただけです

フィーダーの穴から細かくなって少しずつ出てくるので、喉に詰まらせたことはありません。

ただ、喜んでもぐもぐしてくれますが、合間にモグフィを振り回すので、周囲は果物の汁が飛び散ります(汗)

食事中の赤ちゃんの周りには、汚れて困るものは置かないことをオススメします。

きなこ

モグフィLだとあっという間に完食するようになったので、モグフィプラスでも良いのかも

また、イチゴなど色のあるものを入れると、サックが黄ばみやすい気がします。

薬液消毒(ミルトン・ハイター等)で漬け置きすれば落ちたので、さほど不満には感じませんでした。

【生後7ヶ月頃~】キャップでコップ飲み練習をしましたが…

モグフィにはキャップも付いているので、持ち運びもしやすいです。

モグフィの説明書では「コップ飲みの練習にも使える」と記載されていました。

きなこ

モグフィでコップの練習までできるなんて!

キャップは、トミカより少し小さいくらい。

小さい赤ちゃんの手にちょうど良いサイズでした。

底に足も付いているので、きちんと自立してくれます。

目盛りは付いていません。

実際に何度か使ってみて、

「歯のない赤ちゃんが使うには、フチの処理が少し甘いのでは」

と感じました。

バリが残っている感じというか、少しガサガサしているように思いました。

使っていて痛がることはないですが、コップをはむはむと噛むようにして飲むので、念のため普段使いはしないかなと。

代わりに、西松屋で見つけたスケーターのベビーコップを使うことにしました。

こちらは目盛り付きで、容量は50ml。

モグフィのキャップとほぼ同じくらいの大きさです。

コップとしては少し残念でしたが、外出時にはモグフィのキャップをコップとして使うと思います。

我が家で使っているベビーコップはこちら

本当はこれを使ってみたかった!

離乳食フィーダー「モグフィ」がよくないと言われるのはなぜ?

モグフィが「よくない」という噂があるのはなぜなのでしょうか?

  • モグフィばかりではスプーンに慣れてくれない
  • 歯並びに影響する可能性がある
  • 子どもが興味を持たなかった

こういったことから、モグフィが良くないと言われているようです。

モグフィばかりでスプーンに慣れてくれない

「スプーンでの離乳食を嫌がるから」とモグフィを始めて、モグフィでは食べてくれるけどスプーンではやはり嫌がる…といったことになる可能性もあります。

きなこ

赤ちゃんが自分で食べたい意思が強いのではないかと思います

モグフィだけでなく、柔らかく茹でたスティック野菜などを手づかみさせてみると良いかもしれません。

次男は基本手づかみ食べですが、おかゆやヨーグルトを出す時はスプーンで与えています。

しかしスプーンは取られておもちゃとして遊んでしまい、スプーンから食べる量はわずか。

でも手づかみではもりもり食べるので、やはり自分で食べたいんだなと感じています。

歯並びに影響する可能性がある

おしゃぶりも出っ歯になるなど歯並びに影響する可能性があると言われていますよね。

同じようにモグフィも使い続けることで歯の成長を邪魔してしまう可能性も。

心配であれば、「外食の時だけ」など使用頻度を決めると良いかもしれません。

子どもが興味を持たなかった

お子さんそれぞれに好みや個性があるので、モグフィを使えば絶対に食べてくれる!と断言はできません。

シリコンの感触が嫌だったり、そのまま食べたかったり、いろいろな可能性があるようです。

購入する場合は、子どもに合わないかもしれないことも想定しておくと良さそうですね。

離乳食フィーダー「モグフィ」のクチコミ

「よくない」という検索ワードも出ているモグフィですが、実際に使った人はどんなクチコミをしているのでしょうか?

Amazonなどの通販サイトで、8割~9割ほどが★4つ以上と高評価が目立ちました。

X(旧Twitter)でも高評価の投稿が多くみられましたよ。

良いクチコミ

小さなスプーンでチマチマ食べるのがダメな我が子にピッタリでした!
他のサイズも買いたいです!

ぐずってる時果汁ダラダラなりやすい果物入れて渡すと大喜び🙆‍♀️
ミカンの薄皮とかついてても平気だし
飲み込む心配ないし
果汁だけ、もしくは小さい果肉だけ出てくるのでかなり助かってます🍀*゜

「グズっている時」「上の子の目が離せない時」に、機嫌を取ってくれるアイテムという声も多かったです。

悪いクチコミ

最初は喜んで食べてくれてましたが、急に嫌がるようになってしまいました

バナナや離乳食を入れてみましたが、口にすらしてくれず・・・
振り回されるだけでした。

おしゃぶり自体好きじゃない息子は好きじゃなかったみたいですが、離乳食初めにはとてもいいと思います!

低い評価は割合としてはかなり少なかったですが、モグフィが合う子・合わない子がいるようです。

ちなみに次男は普段おしゃぶりしないですが、特に抵抗なくモグフィ使っています。

離乳食フィーダー「モグフィ」の総合評価

実際に使ってみた評価としては、私自身は★4つとしました。

KIDSME モグフィ
総合評価
( 4 )
メリット
  • 子どもが自分で食べてくれる
  • 食材を調理する手間が大幅に軽減される
  • 少しずつ出てくるので喉に詰まらせにくい
  • 「吸う」から「噛む」へ自然にステップアップできる
デメリット
  • スプーンを嫌がることが改善されるわけではない
  • 歯並びに影響する可能性がある
  • 買っても興味を持たない、おもちゃになるだけの可能性がある

海外の製品なので、サックは日本人には大きめの作りなのかなと感じました。

なので、対象月齢よりもワンサイズ下を選ぶと使いやすいのではないかと思います。

小柄な次男の場合、生後6ヶ月過ぎの時点ではLサイズは口に入らなかったですが、7ヶ月頃には入るようになっていたので。

モグフィが向いているのは、

  • 離乳食を食べなくて困っている
  • これから離乳食を始めるので、便利なアイテムを探している
  • BLWベビーでも使えるアイテムが欲しい
  • 上手にモグモグできるようになって欲しい
  • 離乳食を準備する間の時間稼ぎをしたい

という人かなと思います。

反対に、

  • 歯並びに悪影響の恐れがあるものは使いたくない
  • スプーンで食べることに慣れて欲しい
  • 育児グッズをあまり増やしたくない

という人にはモグフィは向かないかと思います。

「実物を見てみたい!」というママ・パパは、

  • アカチャンホンポ
  • トイザらス・ベビーザらス併設店
  • ベビーザらス など

上記の店舗でモグフィの取り扱いがあるようです。

すべての店舗で置いてあるとは限らないようなので、下記リンクからお近くに取り扱い店舗があるかチェックしてみてくださいね。

離乳食フィーダー「モグフィ」をBLWベビーが使った感想まとめ

いかがだったでしょうか?

少しでも参考になる部分があれば嬉しく思います。

我が家の次男はBLW離乳食法をベースに進めていますが、モグフィを使ったことで「噛む」動作が上達するのが早かったように感じます。

まだ歯がないのに、ある程度の固さのものも歯茎でかじり取って食べられるようになりました。(現在生後8ヶ月)

従来の離乳食法でも、おかゆなどのどろっとしたものも入れられるので、初めてのつかみ食べ練習に良さそうです。

離乳食に悩んでいるママ・パパは、試してみてはいかがでしょうか。

きなこのおすすめ商品一覧はこちら

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この記事を書いた人

ファイナンシャルプランナーと食生活アドバイザーの資格を持つ。
マイペースな夫、無類の車好き(トミカも)な長男、BLW離乳食実践中の次男と日々ドタバタと暮らしています。

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