Linour吸盤付き竹製プレートの吸盤は本当に強力？BLW離乳食にも

Linour(リノワ)の吸盤付プレートはご存知でしょうか？

BLW離乳食や離乳食中期以降の手づかみ食べに便利な、吸盤付きでひっくり返らない食器です。

「自分で食べたい！」という気持ちを持ってくれるのは嬉しいものの、親としては後片付けの大変さを考えて

「お皿は持っちゃダメ！」
「これはママ(パパ)がやるから！」

とついつい子どもの行動を制限してしまうこと、ありませんか？

そこで次男の離乳食では、リノワの吸盤付きプレートを使うことにしました。

吸盤付きの食器を使えば、食べ物を落としてしまうことはあっても、「お皿ごとぜーんぶひっくり返される」ということはなくなります。

お皿ごとひっくり返されると、落ちた食べ物を拾い集めてまたお皿に戻しては、またひっくり返されて…という無限ループになりかねません。

吸盤の付いていない食器と、リノワの吸盤付きプレートでそれぞれ試してみたのですが、やはり親のストレスが全然違います！

子どももお皿が動かない方が食べやすいようで、食事の集中力が違いました。

吸盤付きの食器はさまざまなメーカーから発売されていますが、今回はリノワの竹製プレートについてレビューしたいと思います！

Linour(リノワ)ってどんなブランド？

吸盤付きプレートを販売しているLinourとはどんな会社なのでしょうか。

Linourの特定商取引法に基づく表示

販売業者	リノワ合同会社
運営統括責任者	代表　沖田 加奈子
住所	〒104-0061 東京都中央区銀座7-13-6　サガミビル2階
問い合わせ先	info@linour.jp

「手づかみ食べのストレスを最小限に」との想いから創業

リノワを創業したご夫婦のお子さんも、生後6ヶ月からBLW離乳食を始めたのだそう。

手づかみ食べの良い影響を感じつつもその大変さを痛感し、「親にとっても子にとっても楽しい食事時間が過ごせるように」と、離乳食期の食器・エプロン・カトラリーなどを販売するLinourを創業したそうです。

どんなアイテムを取り扱っているの？

吸盤付きプレートのほかには、どんなアイテムを扱っているのでしょうか。

よくあるエプロンとは違い、吸盤やゴムベルトを使うことで体とテーブルとの隙間をなくせるエプロンや、

40㎝×60㎝と他ではなかなか見たことのない超大判サイズのシリコンマット、

赤ちゃんの小さい手でも握りやすいよう設計されたスプーン・フォークのセットなどを扱っています。

こちらは専用のケースが付いていたり、日本の赤ちゃんに合うよう海外のものより口に入る部分が小さいサイズになっていて、細やかな配慮が感じられます。

• 食べこぼし防止2Wayエプロンの詳細はこちら
• 大判シリコンマットの詳細はこちら
• はじめてのスプーン・フォークセット(専用ケース付)の詳細はこちら

赤ちゃんの「自分で食べたい！」という気持ちと、親のストレスを軽減してくれるような痒いところに手が届くアイテムが揃っていますよ。

Linour(リノワ)の吸盤付きプレートのラインナップは？

リノワの吸盤付きプレートは、2024年5月時点では6種類ラインナップされています。

シンプルな「Round」

仕切りがなく、自由に盛り付けが可能なラウンド型です。

うどんなどの麺類をどーんと載せても、バースデーケーキのお皿としても素敵ですね。

人気の組み合わせは「Moon」と「Bowl」

「Moon」と「Bowl」は別売りなのですが、この2つを組み合わせて使うのが人気なようです。

「Moon」のくぼみに「Bowl」がフィットして、合わせて使っても、単体で使ってもおしゃれなアイテムですね。

仕切り付きタイプは「Square」「House」「Oval」

仕切り付きのワンプレートタイプには3種類あります。

少し深さがあり、ヨーグルトやカレーといったちょっとした汁ものも入れらるのが強み。

メイン・副菜・デザートといった具合に分けて載せるだけでおしゃれなワンプレートが完成します。

仕切り付きの中では一番ベーシックな形の「Square」。

「House」はキノコのような形がかわいらしいですね♪

そして、我が家でも使っている「Oval」です。

野菜のカットはこのナイフです

吸盤は5色から選べる

プレート裏の吸盤の色も選ぶことができます。

Linour(リノワ)の吸盤付きプレート「Oval」の写真付きレビュー！

我が家では、仕切り付きタイプのひとつ、「Oval」を愛用しています。

価格は、2,970円。(2024年5月時点)

もともと次男を妊娠中に、BLWを実践しているご家庭でリノワのプレートを使っているのを見て、「下の子が離乳食の時には絶対これにしよう！」と思っていました。

「Oval」にした理由は、純粋に形が可愛いのと、メイン部分が広くて麺類の時に便利そう！と思ったから。
(我が家は麺類率が高いのです。)

「Oval」の外観

外箱はこんな感じでした。

外箱を見ただけで可愛くて母のテンションが上がります。笑

出産祝いなどでプレゼントしても喜ばれるデザインですね。

仕切りも深すぎず絶妙なようで、まだまだ手づかみ練習中の次男も、プレートの深さを利用してひょいっと食べ物を掴むことができています。

ただ現在生後7ヶ月の次男は、奥側の小さい仕切りは腕の長さ的に取りづらいようなので、今はメインの面だけに盛り付けるようにしています。

ベーシックな仕切り付きプレートの「Square」は18㎝四方なので、「Oval」は少し大きめの作りになっているんですね。

月齢が小さいうちはプレートが大きく感じるかもしれないですが、幼児になってからも十分な量を載せられる大きさで、長く使えそうなサイズ感です。

吸盤は本当に外れない？

吸盤は、公式サイトによると「テーブル表面がザラザラ・デコボコしている場合は吸盤が吸着できません。」と表記されています。

我が家のダイニングテーブルはちょっとザラザラしていて、たしかに食事の最後の方になると吸盤が浮いてきてしまうことも。

ダイニングテーブルで使う時には、時々押さえ直して使うようにしています。

一方ローチェアのテーブルはツルツルしているため、吸盤は最後まで外れることがありません。

BLWを始めたばかりの頃の次男は、プレートを叩くのが楽しいのか毎回ガンガン叩いていたのですが、それでも外れませんでした。

ちなみに吸着機能などは付いていないシリコンのお皿で離乳食を出してみたら、1分と持たずにひっくり返されました(泣)

元に戻しても、またお皿ごと床にポイされます。

この時はほぼ何も食べれていませんでした。

スプーンを使うようになったら「Bowl」も欲しい！

我が家はBLWを実践している、といってもゆる～く実践中なので、おかゆは私がスプーンで食べさせることがあります。

最近はスプーンに興味を持って自分で使いたがるので、ゆくゆくは先ほど紹介したスプーン・フォークセットを使わせてみたいと思っているところ。

ヨーグルトなどのどろっとした汁物なら「Oval」プレートでも良いのですが、みそ汁など水分の多いものなどは「Bowl」くらい深さがある方が良いだろうなと考えています。

Linour(リノワ)の吸盤付きプレートのメリット

吸盤が強力！

さきほども書いたように、赤ちゃんがお皿を取ろうとしても、ガンガン叩いても、吸盤がしっかり吸着するテーブルであれば外れません。

吸盤付きの食器を使った時と、普通の食器を使った時とでは、食事の集中力が全然違います。

ワンプレートなので洗い物が減る

メイン・副菜・デザートをひとつのお皿に盛り付けられるので、洗い物はプレート本体と吸盤だけ！

離乳食の小さな食器をいくつも洗うのって、けっこう面倒ですよね…。

またプラスチック製の食器の場合、食後すぐに洗ったのにトマトソースの色が取れない…なんてこともあります。

リノワのプレートは竹製で、食後すぐに洗う必要がありますが、今のところ色残りや汚れ残りはしていません。

万が一カビが発生してしまっても30％オフで再購入できる

天然竹製の製品なので、プラスチックやシリコンの製品と違って、少しお手入れに気を配る必要があります。

とっても私が気を付けているのは、「しっかりと乾燥させる」という程度のものです。

洗った後すぐに食器棚など湿気のこもりやすい場所に置いてしまうと、カビが生えてしまう可能性があるのだそう。

きちんと扱っていたのにカビが生えてしまった…という時には、

注文日から1年以内に限り、定価の30％オフで再購入できる制度

もあります。

ただし、再購入制度を利用するには「注文者本人であること」や「写真の提出が必要」などの条件がありますので、購入の前に内容をしっかりと確認してみてくださいね。

• 再購入制度についての詳細はこちら

ギフトにも最適

プレートそのものも実用的なのにおしゃれ、さらに外箱も素敵なので、出産祝いなどのギフトにも最適です。

有料でギフトラッピングも行ってもらえるようですよ。

また、個別で購入するよりもお得なセット商品もあります。

Linour(リノワ)の吸盤付きプレートのデメリット

吸盤を毎回取り付けるのが少し面倒

吸盤はカンタンに外すことができ、外して洗えるので吸盤とプレートの間に汚れが溜まることなく衛生的です。

その代わり、吸盤を毎回付け直さなければならないので、そこが若干面倒だなと思うことがあります。

その分、吸盤とプレートには隙間がなく、だからこそプレートがグラつくことなく、食事時間のストレスが軽減されるんだなと思います。

吸盤が付かないタイプのテーブルでは使えない

吸盤がしっかり吸着するためには、平らで凹凸がないテーブルでないと使えません。

お使いのテーブルによってはせっかくの吸盤の機能が発揮しきれない可能性があり、吸盤がくっつくテーブルかどうか購入前に確認が必要です。

吸盤の性質上仕方がないのですが、すべてのテーブルで使えるわけではないこと、ザラザラしたテーブルで使用したい時にはビニールのテーブルクロスを敷くなど対応が必要だという点がデメリットだと思いました。

食洗機・電子レンジは使えない

急激な温度変化によって破損や変形の恐れがあるため、食洗機や電子レンジは使用できません。

食材を温める時は別皿に移さないといけないので、電子レンジが使えたら便利だなと思いました。

ただこれも、天然素材でできているので仕方がない部分ではあります。

Linour(リノワ)の吸盤付きプレートのクチコミ

X(旧Twitter)や公式サイトのレビューから、実際に使った方のクチコミを紹介します。

良いクチコミ

毎食、リノワの竹製のお皿を使っているので、買い足した✨
次は月のかたちのプレート🌛&丸いボウル🥣

吸盤がめちゃくちゃ強力で、つかみ食べ大好きなわが子には最適の商品😄
届くの楽しみ～☺️ pic.twitter.com/tzU54p4ClM

— kaoru (@aaooruu) August 14, 2023

一度机に設置すると食事中全く取れないので、手づかみ食べもスムーズです。プレートの大きさも程よく、とてもオシャレなデザインです。

吸盤が強力だけど取りたい時にはすんなり取れるし、シリコンのお皿より温かみがあってお気に入りです！
手掴み食べもすごくしやすいです。

「吸盤が強力」という声がやはり多かったです。

吸盤そのものはしっかりしたものだということがわかります。

悪いクチコミ

大和屋のすくすくローチェアには少し大きいのかエプロンと一緒だとすぐに浮いてきてしまい何度か押さえなおさないといけませんが、吸盤のない竹皿よりは良い気がします。

途中で浮いてきてしまうという声もいくつか見受けられましたが、

お皿自体は使いやすい大きさですが、吸盤もまぁまぁ大きいので、ハイチェアのテーブルの大きさによっては、吸盤の吸い付きが甘くなるかもしれません

というクチコミにもあるように、テーブルの材質や大きさといった条件によって吸着力に差が出てしまうようですね。

付け直すといっても、上からぎゅっと押さえ直すだけなので、私はそれほど苦にはなりませんでした。

Linour(リノワ)の吸盤付きプレートの総合評価

約2ヶ月毎日使ってみた評価は…★4つです！

吸盤の強力さや、離乳食期を過ぎたら吸盤を外して使うこともできて長く使える点で、とても満足しています。

一方で、食洗機や電子レンジが使えない点、しっかり乾燥する必要がある点など、準備・後片付けの手間を考えて★をひとつ減らしました。

リノワの竹製プレートは、

このようなご家庭にはとても良い商品だと思います。

水分を吸収しやすい竹製品の性質上、食後はなるべく早く洗って乾かす必要があるのでお手入れには少し気を遣いますが、使いやすい商品ですよ。

反対に、

上記のようなご家庭にはリノワの竹製プレートは向かないでしょう。

電子レンジや食洗機で使えるものが良い！という方は、プラスチックなどの食器を選んだ方が良いと思います。

Linour(リノワ)の吸盤付きプレートは本当に取れない？まとめ

いかがだったでしょうか？

クチコミを見ても吸盤が強力という声が多く、手づかみ食べに便利なアイテムだと思います。

公式サイトでの評価も★4.71と高評価。

「子どもが食事に集中するようになった」
「ひとりで食べるようになった」

といった声も多く、手づかみ食べの練習に向いている商品と言えますね。

特にBLW離乳食を考えているご家庭にはオススメしたいアイテムです。

ですが電子レンジや食洗機は使えないので、電子レンジ・食洗機対応のものをお探しのご家庭にはオススメできません。

この記事を読んで、「我が家に合いそう！」と思った方は、ぜひ試してみてくださいね♪

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