こんにちは、きなこです!
「BLW離乳食に興味はあるけれど、どんなものを準備すればいいのかわからない」
というママ・パパのために、今回はBLWを始めるに当たって、あると便利なもの、初期におすすめの食材をご紹介していきます。
私もBLWはまだ始めたばかりで、現状の経験やBLWの本で得た情報をもとにしているので、あくまで一個人の考えと捉えていただけたらと思います。
「そもそも、BLWってなに?」という方は、こちらの記事を読んでみてくださいね♪
BLW離乳食を始める前にチェックしておきたいこと
まず、日本ではまだまだBLWの情報が少ないですよね。
赤ちゃんが生まれ、健診の際などに離乳食についての資料を渡されたり説明されることがありますが、そこで教わるのは従来の離乳食法だと思います。
ですので、BLW離乳食を行う時には、ママ・パパが事前にきちんと理解しておくことが大切です。
本を読んで理解する
BLWは、イギリスの保健師であり助産師でもあるジル・ラプレイさんが提唱する離乳食法。
邦訳された本が出ているので、まずはこちらを読んでBLWについて理解しておくと安心です。
BLWを提唱するジル・ラプレイさんの著書
「なんとなく」で始めるのは、赤ちゃんの窒息などの危険に晒してしまうかもしれません。
安全に離乳食を進められるように、ママ・パパがきちんとやり方を知ってから始めましょう。
本は分厚く感じますが、さまざまなママ・パパさんの体験談も多いので、割と読み進めやすいのではないかなぁと思います。
日本BLW協会のHPにも詳しく載っているので、こちらを見てみるのもオススメです。
日本BLW協会のこちらの本もオススメ
始めるタイミング
ジル・ラプレイさんの著書や日本BLW協会HPによると、BLWを始めるタイミングは次の条件がそろった時とされています。
- 生後6ヶ月以降であること
- 支えがあればまっすぐ座れる
- 食材に興味を持つようになった
従来の離乳食では、月齢が開始の目安になりますが、BLWの場合は月齢よりも「赤ちゃんが食べる準備が整っているかどうか」を目安としています。
BLWを実施する時は、生後半年を過ぎたからと月齢だけで判断して焦って始めないように気を付けたいですね。
BLW離乳食を始める時に準備したいアイテム
ジル・ラプレイさんの著書によると、「BLW用に特別なものを買う必要はない」と言われています。
赤ちゃんは初めから手づかみで食べるので、従来の離乳食で便利なブレンダーも必要ないのです。
従来の離乳食で準備が必要なものは、こちらの記事に載せています。
準備するものが少ないのは、BLWの魅力のひとつだなぁと思っています。
(2人目になると、ますます面倒くさがりに拍車がかかった私です…笑)
とはいえ、離乳食を進めるにあたって少しでも親のストレスは減らしたいもの。
そこで、あったら便利なものを紹介したいと思います!
赤ちゃんがしっかり座れる「ベビーチェア」
BLWであれ従来の離乳食法であれ、正しい姿勢で座らないと、誤嚥を招く危険があります。
ママ・パパの膝の上で食べさせても良いと、ジル・ラプレイさんの本では言われています。
でもやはり私としては、赤ちゃん用のイスがあると、赤ちゃんの様子も見れるし、自分自身も食事がしやすいので便利。
ダイニングテーブルで食事をするお家ではハイチェアがあると良いと思います。
我が家はローテーブルなので、上の子の時に使っていたロータイプのチェアを使っています。
とにかく汚れるから…「エプロン」
部屋が暖かい時や、「このあとすぐお風呂だし~」という時などは、肌着1枚で食事させるのもアリです。
我が家では、肌着で食べさせることもあれば、エプロンで完全ガードする時もあります。
写真のエプロンは「リノワ」のものです。
これは半袖タイプですが、長袖タイプもよく市販されていますよね。
私は、体が大きくなっても長く使えるようにと、半袖タイプを選びました。
BLWをするなら、やはりこういった着るタイプのエプロンが一番服が汚れにくくて良いかなと思います。
毎食汚れるので、洗い替えもあるとさらに便利です。
とにかく食べ物をあちこちにこすり付けてみたり、落としてみたりするので、食後の片付けのストレスを少しでも軽減しましょう♪
食べ物は床に落とされるので「床に敷くもの」
BLWをするなら、食べ物は床に落とされるもの…と思って、床にはレジャーシートなどを敷いておくと片付けもラクになります。
何度も落としたりするので、我が家は洗濯できる食べこぼし用シートを敷いて、落ちた食べ物はすぐ赤ちゃんの前に戻したりします。もったいないので(笑)
新聞紙などでもOK!
食後そのままポイっとゴミ箱に捨てることもできるのでラクですね♪
食器を使いたい時は「吸盤付き食器」
最初のうちは、食器もひっくり返したりするので、ベビーチェアに付いているテーブルに直に食べ物を載せてもOK!
ですが、衛生面や見た目などで「食器を使いたい」という時は、吸盤が付いていて動かない食器がおすすめです。
食器の裏に吸盤が付いていて、食器をテーブルに固定してくれます。
これがなかなかしっかりしていて、赤ちゃんがお皿をバンバン叩いてもつかんでも、取れないんです♪
うちの子は食器のふちをガジガジかじるような動作をするので、食器でケガをしないように見守っています。
赤ちゃんはどうしても気になってしまうと思うので、食器は必ずしも使う必要はないと思います。
食器については、上手に食べ物を掴んで食べられるようになってからでも遅くはないですよ。
BLW離乳食の初期におすすめなフィンガーフード
BLWでは、最初から赤ちゃんが手づかみで食べるので、まだ手と目の協調運動が未発達な赤ちゃんでも持ちやすい形や大きさの食材を用意してあげます。
私が実践してみて、赤ちゃんの握りやすさや食材の手に入りやすさなどから、初期におすすめと思う食材は次のものです。
- ブロッコリー
- にんじん
- 大根
- じゃがいも
- かぼちゃ
- バナナ
バナナ以外は、すべて柔らかく茹でるか蒸して調理します。
バナナは生のまま、1/3~1/4本くらいの長さに切って、上側だけ皮をむいてあげると滑らず持ちやすいです。
バナナは甘くておいしいのか、一度握るとずっと握りしめて離しませんでした(笑)
他にも季節の食材などたくさん試して、お子さんの好きな食材を見つけるのも楽しいですね♪
BLWを始める時は親のストレスを軽減してくれるアイテム選びを!
BLWを始める時に準備しておくと便利なアイテムとおすすめ食材を紹介してきました。
BLWのデメリットは「とにかくこぼす、汚す」というところなので、その部分のストレスを軽減することが、離乳食を楽しく進められるコツなのかなと個人的に思っています。
- ベビーチェア
- エプロン
- 床に敷くシート
- 吸盤付き食器
私はこれらがあると便利と思いますが、各ご家庭のライフスタイルに合うアイテムを取り入れてみてください♪
まとめ
BLW離乳食は、大人が「食べさせる」のではなく赤ちゃんが「自分で食べる」ので、最初の数週間はほとんど食べ物を触るだけだったり、口に運んでもなめるだけだったり、なかなか食べることができません。
親は見守るのにとても根気が必要ですが、でも見ていると日に日に食べ物の扱い方が上達していくのがわかると思います。
これは従来の離乳食にはない喜びだなぁと感じています。
赤ちゃんと一緒に食べる時間を楽しんでいきましょう♬
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